—サマースクール2016実施レポート 「1日目」 –
この度8/15(月)-8/17(水)の3日間で炎天下の中、FCバルセロナスクール葛飾校初となるサマースクールが開催されました。
今回開校以来初となる合宿の試みでしたが、今シーズン「より近くに、より家族のように」というスローガンの部分を重視したイベントとして実施し、卒業生2名を含む84名の選手が参加しました。今回は定員84名に対しキャンセル待ちが多く発生し、大変な人気イベントとなりました。
今回の合宿が親元を初めて離れる選手も多く、選手としてはもちろん、人間として「自立」を育む良い経験となりました。
数名の現地直接集合の選手を除いて、JR金町駅からバスに乗り込み茨城県波崎市へ向けて出発。
まず初めにサマースクール開会式が総勢84名の選手の前で行われ、テクニカルディレクターのアンドレウコーチから今回の合宿の目的と意味が説明されました。
「今回の合宿は選手としてピッチ内のこれまでに習得したスキルの確認と同時に、人間として素晴らしい模範となる行動をスクール生のみんなに要求する」と説明がありました。
全選手同じユニフォーム、同じファミリーとして行動していくことを各選手が理解してくれたと思います。低学年の選手から高学年の選手までピッチ内からピッチ外まで協力して行動していく姿勢がよくみれました。
1日目午後トレーニング
移動の疲れなどもあったため、軽めの基本的なトレーニングで、普段一緒のクラスではない選手たちとコミュニケーションを取りながらグループでの質を上げていきます。
▼テクニックテーマ: コントロール
▼戦術テーマ: Amplitud(横の幅)・Profundidad(縦の幅)
▼システムテーマ: キーパー、センターバック、サイドバックの動き
最後の30分間は試合のみのリーグ戦を構成し、各グループトレーニング学んだことを試合を通じて実践できる環境を作っています。
練習後、夕食の時間では栄養バランス抜群の食事をできるだけ残さないよう全選手心がけ頑張って食べていました。
なぜ食べなければならないのか??
暑い天候の中、栄養力が体に伝わらなければ最大限のパフォーマンスを引き出すことができないから。
良い選手は食事の部分から改善していることも選手は気づくことができました。
初日の練習後は選手の疲れが見えていたため、急遽戦術講座から、FCバルセロナが求める「人間性」の部分の講義を行いました。
◼︎Respeto: リスペクト
◼︎Esfuerzo: 努力
◼︎Humildad: 謙虚な姿勢
◼︎Trabajo en equipo: チームプレー
◼︎Ambision: チャレンジ
全選手スペイン語で5つの項目をしっかり覚え、最後にはクイズ形式で答えてもらいました。
そして最後には今回の合宿のMVPの豪華商品と、内容等を説明。
なんと…
今シーズンNewモデルのトップチームのサイン入りユニフォームをプレゼント!!
評価基準は、グラウンド面、グラウンド外の行動、模範となる人間を選出
MVPを獲得するために全選手がモチベーションを2日目に向けて最高潮になりました。
2名はクイズに正解したため、プレゼントを試着することができました!!
【アンドレウコーチ コメント】
一日目から素晴らしい選手のやる気・モチベーションで取り組んでもらいました。
ピッチ外では各班バラバラの学年で構成したため、高学年の選手が低学年の選手の面倒を見ている場面や、葛飾校の選手は非常に人間性も高く、良い選手が多いと感じています。
FCバルセロナスクール葛飾校