8月25日: 親善試合レポート
8月25日、今回5-6年生の中で選ばれた葛飾校代表の11名がFCバルセロナスクール福岡校、レアルマドリード・ファンデーション・フットボールアカデミーとの親善試合が行われました。
親善試合結果(5-6年生選抜メンバー)
第1試合:VS レアルマドリードスクール
グラウンドは工事後初となる人工芝でのグラウンドでの試合となり、試合前には戦術の確認と、チームでの約束事を確認しゲームに万全な態勢で入れるよう準備しました。
今回の試合に選出された選手たちに、コーチから伝えられたのは常に「バルセロナ」のエンブレムを背負って「闘う」ということ。そして前日カンテラの選手たちとの合同練習で感じたものをそのままこの試合で出して欲しいと伝えられました。
レアルマドリードはバルサの天敵であり、絶対に負けられないというコメントを試合前にテクニカルディレクターのアンドレウコーチから聞いていた選手たちは、初めから相手の様子を伺いつつバルサのサッカーを披露してくれました。
ボールへの執念を見せてボールを奪いにいく姿勢、フィニッシュゾーンでの攻撃の姿勢をとにかく要求したことで、ボールを失った後の切り替えのスピードがテーマです。
試合前半はどこか緊張の様子も見られ、早い攻撃が続いてしまい1-0という結果で折り返しますが、後半はボールを大事にしながら空いているスペースから攻めるバルサスタイルを披露でき、終わってみれば4-0で後半はシュートをほぼ打たれず、完璧な守備で相手を封じました。
vs レアルマドリードスクール(4-0 〇)
第2試合: vs FCバルセロナスクール福岡校
続いて福岡校との試合です。
福岡校とは前日にも11人制の試合を行い、1‐1の引き分けで終えています。
勝ち切れなかった悔しさから葛飾校の選手たちは「今回こそ勝つ!」という気持ちが前面に出ていました。
試合は前半からお互いボールを大切にし、サッカーの主導権を取るため速いプレスでボールを奪いにいく姿勢が見受けられました。要所要所球際が激しく、1対1で闘う場面も多くありました。
福岡校の選手は相手が嫌がるような上手いプレーをできる選手が多く感じました。
試合は前半コーナキックから先制されますが、すぐに前線での相手のパスミスをカットしてゴールに繋げ、追いつきます。
その後はお互い譲らず、ゴール前で体を張り、決定的なチャンスを作らせません。
ハーフタイムでコーチから早い判断で横の幅、縦の幅を使い、ボールを動かすこと、フィニッシュゾーンでのシュートを修正され、後半に向けて立て直します。
後半は、葛飾校が主導権を握る時間もでき、長い時間ボールを保持しながら相手のゴールへ迫るシーンもありましたが決めることができず、福岡校に自陣ゴール前でボールを奪われ、2‐1となり相手を追う形へ。
このまま時間が経過し、終了かと思われたところで井上隼汰のセンタリングから森川和軌が前日に続き同点に持ち込み2−2の同点で試合は終了。
昨年に続き福岡校との試合は3試合3引き分けという結果でお互い譲りません笑
次は必ず葛飾校が勝ちたいと思います。
《アンドレウコーチコメント》
「初めに、レアルスクールの皆さんには、遠方からお越しいただき感謝を申し上げたいと思います。試合に関しては、11名全選手がバルサスタイルの普段習っていることをそのまま応用してくれたことに満足しています。まだまだ不足している部分も多く、成長過程の年代なので引き続き育成に力を注いでいきたいと思います。」
MVP: 森川 和軌(もりかわ かずき)
中盤で攻守にわたりチームをコントロール、24日に続き決定的なゴールを決めたところで今回の親善試合でMVPに選出しました。
そして応援、見学にお越しいただいた皆様ありがとうございました、9月にはグラウンドの工事も終わり、10月から親善試合をこれよりも多く実施する予定です。何卒今後もご理解・ご協力お願い致します。
FCバルセロナスクール 葛飾校
テクニカルディレクター アンドレウ・セラロウス
撮影: オフィシャルカメラマン 篠崎妙子